こんにちは。
広島のリノベーション会社エムレコです。
リノベーションのプランを考えるとき
デザインや機能性、住まう方々の生活スタイルなど
様々な条件を考慮してプランを作っていきます。
マンションリノベーションのなかで、
一番個性が出やすいのはキッチンと洗面室のプランニングと個人的に考えています。
というわけで、今回は洗面室のプランニングのパターンをいくつか紹介します。
洗面室の使われ方を考える
洗面室の使われ方は4つ。
①手を洗う・歯磨きやうがい
②化粧などの身支度
③洗顔
④服や靴を手洗いする
①・②のみであれば小さな洗面ボウルでも機能としては十分です。
③・④の使われ方も必要であれば大きい洗面にシャワーヘッドが欲しいところ。
つまり、求める機能によって選ぶ洗面台が変わってゆきます。
あとは、朝の身支度の時に複数人で使用するかも考慮に入れるとよいでしょう。
洗面室の位置
家事動線や生活動線に応じて大きく4つのパターンが考えられます。
①お風呂場の横、脱衣室を兼ねる
一番、オーソドックスなパターン。
洗顔や手洗いやなど洗面台に求める機能が多い場合に向いています。
ただし、誰かがお風呂に入っている場合などは使いにくい時も。
②独立した洗面室
脱衣室と分けることで、使いやすさをアップ。
①に比べると生活感が出にくくなるので、おしゃれな洗面室にしたい時も有効な手法です
③廊下の一角に洗面スペースを設ける
実は最近流行の手法。
玄関近くに設けると、帰った時の手洗い動線が完璧に。
洗面スペースと廊下を兼ねるのでスペースを有効に活用できます。
ただし、通りがかりに丸みえなので、おしゃれな洗面スペースにしたい時に有効です
④寝室に隣接して設ける
朝起きて、洗顔。寝る前の歯磨きと理にかなった位置関係。
1人暮らしなど、洗面を使う対象が少ない場合に大きなメリットがあります。
使われ方と使いやすい動線の組み合わせで大きくプランニングが変わっていきます。
最近プランした洗面室のを例に挙げてみますと
使われ方①と②×位置②の考え方で基本的に作られています。
位置に関しては、トイレと隣接することで、トイレの手洗いと兼用としています。
使われ方は①と②に限定しているので、洗面ボウルは小さめでデザイン性が高いものを採用。
内装の仕上げもタイルを使うとデザイン性の高いものとなります。
まとめ
洗面室のプランニングにおいて重要なのは
使われ方×位置!
仕上げのデザインももちろんリノベーション醍醐味ですが、
家族みんなが使うからこそ、この二つの検討が重要になります。
今度は、キッチンのプランニングの考え方を紹介します。