こんにちは。 広島のリノベーション会社エムレコです。 賃貸リノベの間取りのプランニングのコツについて個人的に思うことを。 今回はテーマはズバリ、『開口部』と『壁』のバランスです。 開口部とは、窓やサッシのこと! 基本的には家は、壁を立てることで部屋を作ります。 昔の住宅は部屋が細かく区切られていて一つ一つのお部屋が狭い場合も。 リノベーションでは、LDKを広く作ることが多いので、壁を壊します。 可変性を重視して『建具』でお部屋を仕切る方法も採用しているお家もあります。 しっかりと想定するライフスタイルや収納のことを 設計士さんやプランナーさんと考えて計画している場合は問題ないのですが、 そうでない場合は開口部と壁のバランスは確認しておきたいところ。 バランスが悪いと家具がうまく置けない!使いにくい!なんてことも起こりえるからです。 ①家具は基本的に壁にくっつけて配置する。 テーブルやソファ、椅子を除き、家具は基本的に壁にくっつけて配置をします。 皆様のお家で、壁に接していない家具はどれくらいありますか? よっぽど工夫しない限りどこかしら壁にくっついて配置していると思います。 特にお子様がいらっしゃるご家庭の場合、どんどん収納するものが増えて キャビネット買わなくちゃなんてことも。 そんなときに適切な壁が無ければ、家具が置けないうえに、散らかりやすい家になることも。 そんなことを考えていくと、壁のバランスを考える必要があります。 ②開口部(サッシや建具)と壁のバランスが悪いと家具レイアウトに困る! 家具は、壁にくっつけて配置するのが基本!と先ほど書かせていただきました。 では、家具の大きさってどれくらいでしょうか?必然的にものが多くなる子供部屋で考えていきます。 子供部屋は6畳程度とします。 子供部屋に必要な家具と大きさ(およそ) ベッド 200×100㎝ 勉強机 120×65㎝ キャビネットや本棚 幅60~120㎝ 簡単に並べるとこんな感じ しかし、たいていのお部屋には押入やクローゼットがあります。 ここでもう一つ重大な条件が、家具の前には人が通れるスペースが必要! 家具のために通路を作り、空間が細切れになり ゆとりのない空間になってゆくことも。 さらに、二か所から部屋に出入りできる場合、 レイアウトはさらに難しくなっていきます。 キレイに収めるにはどちらかの出入口を塞がないと収まりません。 開口部と壁のバランスが悪いからこそ発生してします問題なのです。 せっかくリノベーションできれいなお家にしたのに、 使いにくい部屋になってしまったなんてことも そんなことが無いように、壁のことも考えないといけなかったりするのです! 次は、賃貸リノベにおける壁のバランスの整え方を紹介します!